© Shakespeare Productions | 2006年 | 32分 | 作品紹介

真善忍国際美術展は、精神修養の個人的な体験と社会的な人権の悲劇を同時に描写する、心の奥深くに触れる美術展。 写実的な油絵と中国の水彩画から構成され、心と体を修養する法輪功(法輪大法としても知られる)を深く洞察した独自の展示会であり、制作者のほとんどは中国人アーティスト。


このビデオは「真善忍国際美術展」のために制作された。法輪功を修めるという体験を表現するために集った芸術家の作品を集めた美術展だ。 絵画制作に数年の月日が費やされていたが、我々はわずか2日で全てを撮影。これほど才能のあるアーティスト達と仕事ができ光栄だった。 絵画が語るストーリーを理解する上で、目はどのように絵を追っていくべきかという制作者のアドバイスに沿って、撮影していった。 撮影監督の自分が、いかに伝統手法の構図や目の動き、均整美に無知であったかを思い知らされた。絵画の焦点と鑑賞者の関心の釣り合い、一枚一枚の絵画の背後にある奥深い意味を学ぶことができ、感慨深かった。そして全てを1つにまとめる作業は、さらに全く別の啓蒙的な体験であった。 見直し後の編集作業には数週間かかった。完成した映像はDVDに焼き付けられグローバルに配給された。世界中の展示会で上映されたことと思う。

『真善忍国際美術展』 は12人のアーティストの作品から構成される。 彼らの職歴、作風、育ちは、皆、多岐にわたり様々だ。 彼らの共通点は、法輪功を修めることを通して得た多くの体験を表現することだ。

法輪功の信念のため逮捕され中国の洗脳センターにに収容されていた張崑崙教授が、2001年に釈放されたことで、アーティスト間の交流が始まった。多くは互いに面識のない者ばかりだった。 3年にわたって自分たちの体験や理解を交流し、展示会の着想が形作られていった。 写実的な油絵(ニュー・ルネッサンス)を全体の作風とした。伝え易さ、わかり易さ、そして何より簡素で純粋な絵画の創作に相応しいからだ。 展示は「融和」「逆境」「勇気」「審判」の 4テーマにまたがる。

2004年までには、現在のコレクションの一部となる作品の制作が始まっていた。 現在の作品数は合計33点に及ぶ。 制作者(一部):陳肖平、 董鉛強(博士)、キャシー・ギリス、李園、沈大慈、汪衛星、張崑崙(博士)